阪神・平田2軍監督「能登、能登、今日は能登だよ」 救援5回0封で今季初勝利「自信につなげてほしい」
「ファーム交流戦、ハヤテ0-1阪神」(8日、ちゅ~るスタジアム清水)
試合後、阪神・平田勝男2軍監督(67)は食い気味に発した。「能登、能登、今日は能登だよ」。二回途中から緊急登板の2番手・能登が5回無失点のスーパーロングリリーフで今季初勝利。まさにチームを救う“超好救援”だった。
出番は不測の事態でやってきた。1点リードの二回無死一塁、先発のルーカスが相手左打者に頭部死球を与え、危険球退場。急きょブルペンで肩をつくった能登がマウンドに上がった。
スクランブル登板でいきなり無死一、二塁。極めて難しい状況だが「打者集中で頑張ろう」とめげなかった。遊飛、左飛、遊ゴロでアウトを3つ重ねた。そのまま続投し、スコアボードに並べた「0」は5個。1点リードを守り、六回まで投げ切る大仕事を果たした。
指揮官も「自信につなげてほしい」と激賞した、67球の大熱投。オイシックスに在籍した昨季はファームで12勝を挙げたが、今季はこれがようやく付いた初白星。ただ、「1軍で勝つことを目標にしているので気にせずに」と、能登に安堵(あんど)の表情はない。緊急登板でつかんだ勝利を飛躍につなげるだけだ。
