阪神・佐藤輝 待望の後半戦1号 黒虎ユニで特大一発 5年連続京セラ弾も痛恨九回逆転負け 巨人負け単独首位変わらず
「阪神2-3中日」(7日、京セラドーム大阪)
今年もブラックユニホームで豪快アーチを放った。阪神・佐藤輝明内野手(27)が初回に23号2ランをバックスクリーン右に運んだ。7月26日の巨人戦以来、7試合ぶりの一発でリーグトップ25本塁打の森下を猛追。チームは守護神ドリスが救援に失敗して痛恨の逆転負けを喫したが、巨人も敗れたため単独首位は変わらず。8日こそ黒虎ユニで今季初勝利をつかみ、再びVロードを加速させる。
甲子園を高校球児たちに譲り、夏の風物詩となった京セラでのホームゲーム。真っ黒の戦闘服で威圧感を増した佐藤輝が豪快な一発を放った。7試合ぶりの23号2ランは後半戦の初本塁打。「チャンスの場面でしっかり仕留めることができたので良かったです」。悔しい逆転負けとなったが、関西の虎党を喜ばせた。
初回2死三塁。カウント1-1から高橋宏の変化球にうまく合わせた。「いいホームランだったと思います」。バックスクリーン右へ、飛距離129・8メートルの特大弾。オールスターでは2戦連発だったが、公式戦では前半戦のラストゲームだった7月26日の巨人戦(甲子園)以来、待望の一発が飛び出した。
この一発で2年目の22年から京セラドームでは5年連続弾。球団では金本知憲の8年、福留孝介の7年、新井貴浩の6年に続く記録となった。「いい反応ができましたね」と好調を維持。3試合連続安打で、10試合連続出塁と遠征が続く夏場でも猛虎打線の核となっている。
この日は「B-LUCK DYNAMITE SERIES」として行われ、特別ユニホームで戦った。黒をベースに背番号や名前は銅色で強調された、強さを象徴するデザイン。昨年も同じイベントでアーチを描いていた。「去年もありましたけど、また新鮮というかね。ファンの方と一体になってできるイベントなので、好きですね」。相性抜群。いつも以上のオーラをまとい、結果でも示した。
ただ、2打席目は高橋宏から、3打席目は斎藤から空振り三振。1点ビハインドの九回1死二塁では四球で好機をつくったが、後続が倒れてあと一歩届かなかった。とはいえ、中日相手には今季9本塁打、21打点とカード別で最多の数字。ホームランキングの森下にも2本差まで迫った。
チームは最終回に悔しい逆転負けを喫したが、巨人も敗れたため、単独首位はキープ。残り2戦と18日からのヤクルト3連戦でも黒のタイガースが京セラに現れる。「いいイメージで、また明日も頑張りたいです」。優勝争いは、まだまだ激化の予感が漂う。抜け出すためには、佐藤輝のさらなる大暴れが必要不可欠だ。
◆昨年は8月8日に… 佐藤輝はこの日の一発でプロ2年目の2022年から京セラドーム5年連続本塁打。ちなみに昨年は8月8日に同球場でのヤクルト戦で両リーグ最速となる30号ソロをかっ飛ばしている。なお、阪神選手の同球場連続シーズン本塁打上位は金本知憲=8年(05~12年)、福留孝介=7年(13~19年)、新井貴浩=6年(09~14年)。
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