阪神・下村「自分で選んだことなので」 プロ3年目までに感じた苦悩を包み隠さず言葉に 言語化能力に救われた【取材後記】

 後半戦こそ初勝利!阪神・下村海翔投手(24)が30日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、7月2日・中日戦(甲子園)のプロ初登板からここまで3試合を振り返った。1軍で手ごわいと感じた打者やバッテリーを組む坂本からの助言を明かすとともに、1軍で投げられる喜び、リハビリ期間の苦悩を吐露した。次回は8月2日・ヤクルト戦(神宮)に先発予定。後半戦初勝利をつかみ取り、ローテの一角としてチームに貢献していく意気込みだ。

  ◇  ◇

 少し緊張した雰囲気の中、行われたインタビューだった。それもそのはず、下村は改まった雰囲気で取材を受けるのは初めてのことだっただろう。かくいう私も今回が単独インタビュー初登板。どんな質問を用意しようか。プロ1年目に右肘をトミー・ジョン手術。ここまでのリハビリ期間が長かっただけに、苦悩の日々は想像を絶する。私も当然、かける言葉は選んだ。そんな中、救われたのが下村の言語化能力だ。

 プロ3年目までに感じた苦悩などを包み隠さず話してくれた。「自分で選んだことなので、弱音とかは簡単に吐けない。踏ん張ってやっていた」という言葉がトンネルの長さを端的に表していたように感じる。

 インタビュー後半は雑談の中、読者プレゼントのサインにも応じてくれた。「目標は健康がいいんですけど、健康ってどんな字でしたっけ?」とおちゃめな一面も見られた。普段は書ける漢字をド忘れしてしまう気持ちは私も分かります。(デイリースポーツ・河西俊輔)

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