阪神・藤川監督「皆で取り切った」9連戦単独首位締め 前半戦ラスト巨人3連戦へ「燃えていきましょう」
「阪神5-4DeNA」(22日、甲子園球場)
前半戦最大のヤマ場となる9連戦を、勝利で締めた阪神・藤川監督はホッと一息ついた。「総力戦」と表現した9戦目。追いつき、追い越し…最後は競り勝った。6勝3敗で3つの貯金を作り、巨人が敗れ単独首位に浮上。本拠地・甲子園の成績を20勝19敗1分けとし、ファンの大歓声に感謝した。
「選手たちも疲れている中で、皆で取り切ったというかね。ファンの方にあれだけ応援されると力を出してくれますよ」
苦しい試合展開だった。DeNAの先発・藤浪に対し、1~5番まで不動のスタメンを起用。下位打線も大幅に変えることなく、本拠地で元虎右腕と相対した。毎回のように走者を置きながら「徳俵を割らない。タフだった」と評したが六回、近本の同点打に大山の2点適時打で勝ち越した。
それでも七回、名手・中野の失策が絡んで2失点。続く八回には中野と森下がお見合いでピンチを背負った。この2失策に指揮官は「ミスをしても引きずらない。結局は強さを増やして次のプレーにつなげる」と表現。森下が決勝犠飛を放ち、中野の好守で試合を締めたことで、勝って反省できる試合に手応えを得た。
9戦6勝のうち4試合が逆転勝利。勝負どころでナインの胆力を感じた。1日の休息を挟み24日から、前半戦最後の3連戦を迎える。宿敵・巨人との首位攻防戦。藤川監督は不敵に笑って言った。「これだけファンの方に熱いゲームを、見てもらえるようにまたなってきましたから。燃えていきましょう」。真夏の首位決戦を熱く戦う覚悟だ。
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