阪神ローテ再編 高橋遥人を巨人戦に!7月8日、25日の2度登板 首位ターンを無双左腕に託す

 ストレッチをする高橋(撮影・田中太一)
練習の合間、笑顔を見せる高橋(撮影・田中太一)
キャッチボールをする高橋(撮影・田中太一)
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 阪神がローテーションを再編し、開幕から登板10連勝中の高橋遥人投手(30)を前半戦で2度、巨人戦に回すプランがあることが29日、分かった。次戦から間隔を空けて中9日で7月8日の巨人戦→18日の広島戦に先発する予定。その翌週には中6日で25日・巨人戦の先発が有力。無双の左腕エースを軸にしたG倒ローテで首位攻防戦を優位に進める。また、下村海翔投手(24)は2日・中日戦でプロ初登板初先発に挑む。

 球団史上初のリーグ連覇に挑む阪神は、ここまで69試合を戦い2位に付ける。0・5差で首位に立つのは宿敵、巨人。ここからは直接対決の1勝、1敗が大きく順位を左右する夏本番。藤川監督は高橋にチームの命運を託す。秘めるプランが左腕を前半戦で2度、巨人戦に回すG倒ローテだ。

 28日の広島戦に先発した試合後、藤川監督は「次は少し登板をあけられます」と説明。出場選手登録は抹消せず7日の巨人戦から才木、8日に高橋と、左右の柱に命運を託す。再び中9日で18日の広島戦を挟み、中6日で25日の巨人戦先発が可能。コンディションにも配慮したプランだ。

 記憶に新しいのが5月22日からの巨人3連戦だ。指揮官は「大いに燃えていく」とライバル心をむき出しに、高橋を中8日で間隔を空けてカード初戦に起用。七回途中4失点ながら勝利すると、村上、才木と3枚看板を投入し、敵地で3連勝を飾った。今回も東京ドームを舞台にした再戦。切り札を惜しみなく送る。

 前回登板では無傷の10勝に、両リーグ最速で到達した。開幕からの連勝記録として球団では2リーグ制以降初。1947年の御園生崇男以来の快挙だった。次戦で開幕11連勝となれば先発のみの球団記録、1937年秋・御園生に肩を並べる。さらに白星を伸ばしていければ、前半戦最後の巨人戦で13連勝を達成。堀内恒夫、菅野智之のセ・リーグ記録に到達する。

 投げるたびに球界レジェンドの偉業を見据える連勝街道。6月も4戦4勝、防御率2・25の成績でセ投手では、史上初の開幕から3カ月連続の月間MVPも視界に捉えた。それでも28日の試合後、高橋は「自信になったり、やっぱりまだまだだなと思ったり…そういうのの連続。どんな時でもしっかりと向上心を持ってやっていきたいです」と飽くなき向上心を語った。

 高橋は登板翌日のこの日、甲子園で投手指名練習に参加。軽めのキャッチボールやランニングで体をほぐした。梅雨や台風の影響で流動的な部分もあるが、ローテーションの中心にいるのは無双左腕。記録が続けばチームの悲願にも近づく。伝統の一戦を制すために用意したG倒ローテ。高橋がリーグ連覇の命運を握る。

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