阪神・藤川監督「なかなか難しいゲーム展開です」 岩崎が痛恨4失点 虎の子の1点守り抜く継投が暗転 15度目の逆転負け
「阪神3-4ヤクルト」(23日、甲子園球場)
今季15度目の逆転負けを喫した試合後、阪神・藤川球児監督は努めて淡々と敗戦を振り返った。虎の子の1点を守り抜くはずの継投が、暗転したのは岩崎を送った八回。工藤に続き、勝ちパターンを投入した一手を「あの1-0では、なかなか難しいゲーム展開です」と説明した。言葉通りに序盤、中盤と重苦しい内容だった。
この回、先頭の長岡、増田の連打から犠打を挟み、オスナに四球で1死満塁。満員のスタンドから「頑張れ」コールが響く中、続く岩田には初球のスライダーを狙われた。左翼線への適時二塁打で一気に逆転を許すと、サンタナを申告敬遠で歩かせ再び1死満塁。ここで赤羽にも2点適時打を浴び4失点で途中降板した。
直後の攻撃で大山が2ラン。1点差まで迫ったが、指揮官は「その前に中盤で、こちらがいい攻撃を仕掛ける必要があったかなと思います」と指摘した。五回には先頭・梅野が左翼線二塁打で出塁。続く才木は送りバントを試みたが、三塁タッチアウトでチャンスをつぶした。「山野君もいいフィールディングだった」としたが、追加点を奪えず流れが相手へ傾いていった。
岩崎は「次、頑張ります」と前を向いた。逆転負けは年間32度のペース。数字上では昨季の26度を上回る。八回は七回、初回に次ぐ失点数。混戦が続く現状でリリーフ陣の踏ん張りは欠かせない。「またタイガースらしく、やっていかなければというところですね」と藤川監督。敗戦を糧にして次戦に向かう。
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