セで頭一つ抜けている阪神 課題挙げるなら1、2番「特に出塁率がカギ」 交流戦で森下2番があったが…

 阪神は20日終了時点で巨人と並んで首位タイと好位置をキープしている。セ・リーグ連覇へ向かう上での課題の一つが、近本光司外野手の離脱で空いた「1番打者」。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏が候補選手を探った。

  ◇  ◇

 交流戦では苦しんだ阪神だけど、簡単にいえばパ・リーグが強すぎたということ。セ・リーグに戻れば周りはそんなに強くない。投打ともに阪神が頭一つ抜けているので、大型連敗だけはしないように2勝1敗のペースを目指して普段通りの戦いができれば、リーグ連覇は見えてくる。

 課題を挙げるとすれば、交流戦で12球団中9位と得点力が上がらなかった打線、特に1、2番の出塁率がカギになる。調子のいい3番・森下、4番・佐藤輝には走者を置いた状態で回したい。現状では立石が2軍落ちし、1番候補は高寺と福島になるが、高寺は下位では打つけど1番に座ると、なかなか安打が出ない。福島は足もあっていい選手だけど、ミート率が良くない。甘い球もファウルになってしまう。

 交流戦では森下を2番に置く打順を試したこともあったが、去年の優勝もそうだけど、不動のクリーンアップで勝ってきたチームなのに、点が取れないからといって森下をチャンスメークさせるような打順に置くのは良くない。とはいえ、ないものねだりしても始まらないので、とにかく近本が戻るまでは高寺や福島も含めて、チャンスを与えられた選手に頑張ってもらうしかない。

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