阪神・ドリス 高橋と完封リレー!10戦連続無失点で7S目 7年前の雪辱果たして交流戦初勝利届けた

 「ロッテ0-1阪神」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 7年前に味わった悔しさは、培った経験で振り払った。しびれる攻防を制し、阪神のラファエル・ドリス投手が勝利のハイタッチに加わる。手に汗握る接戦を、百戦錬磨の助っ人が締めた。

 九回先頭から2者連続の内野ゴロで2死を奪うも、山口に中越え二塁打を許した。自らの胸に右拳を当てて悔しさをあらわにしたが、簡単には崩れない。申告敬遠で一、二塁。一打同点のピンチで池田を遊ゴロに仕留めた。24日・巨人戦以来のマウンドで7セーブ目。10戦連続無失点とした。

 抑えなければならない理由があった。2019年6月6日・ロッテ戦。先発・高橋遥人が5回2失点でリードを保って降板した。だが九回に登板したドリスが同点に追い付かれ、左腕の交流戦初白星が霧散。チームは延長戦を制して自身が勝ち投手になった一戦だった。相手も球場も7年前と同じ状況だったが、タフな攻防を制して高橋に交流戦初勝利を贈った。

 藤川監督は「何度も打ちのめされた過去があるでしょうけどね、その経験を自分で何回も解決して。球際の強さという意味では、おのおののポジションに入ってくれている選手が、ベストを尽くしている」と称賛した。

 年に一度の倉敷開催となった19日・中日戦の試合前、右腕は虎党たちにサインを書いてファンサービスを実施していた。「関西に来られるかも分からない。ここにファンの方がいるんだったら、と思ってね」。心優しいドミニカンが、チームのために腕を振り続ける。

 ◆今季11度目の完封勝利!12球団トップ!! 阪神はこの日で12球団最多の今季11度目の完封勝利。今季5月月間6度目となった。阪神を除く今季完封勝利数はセ・リーグ=ヤクルト⑦、中日⑥、広島⑤、巨人③、DeNA③。パ・リーグ=西武⑦、ソフトバンク⑥、日本ハム⑥、楽天⑥、オリックス⑤、ロッテ④。丸数字は完封数。

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