【佐藤義則氏の眼】阪神・高橋遥人は文句なし!形容する言葉が見当たらない 理にかなった投球フォームは球持ち長く高めにいくことはない

 「中日0-2阪神」(6日、バンテリンドーム)

 またも「遥人無双」だ。阪神の高橋遥人投手(30)が球団では1966年のバッキー以来60年ぶりとなる3試合連続完封で開幕4連勝を飾った。5月までの4完封は1969年の若生智男以来57年ぶりと快挙ずくめ。五回以降は完全投球で自己最長の32イニング連続無失点、防御率は驚異の0・21となった。チームは連敗を2で止め、9連戦を5勝4敗で締めくくり、首位を堅持した。デイリースポーツ評論家の佐藤義則氏は「文句なし。形容する言葉が見当たらない」と絶賛した。

  ◇  ◇

 もう何も言うことはありません!文句なし。形容する言葉が見当たらないぐらい、高橋のピッチングは素晴らしかった。

 真っすぐのスピード、制球、球のキレとも完璧。前半はポンポンとストライクを先行させての3球勝負。中日の各打者も面食らって、勝負をする前に追い込まれてバットを振らされてしまっている感じだった。ムダ球がないので、その分、長いイニングを投げることができる。後半はストライクからボールゾーンへ落ちる低めへの変化球がよく決まっていた。最後まで打たれそうな雰囲気は全くなかった。

 投球フォームも理にかなっている。重心が低く、しっかり背筋を使って上体も前に倒れて投げているので、球持ちが長く、球も高めにいくことはほとんどない。一方の中日・高橋は重心が高く、腕力を使って投げ込むタイプで球も高めにいきやすい。内容的には相手と引けを取らない投球だったが、高寺にその高めの球を右翼席に運ばれ、明暗が分かれた。

 開幕から4完封、防御率0・21。これだけのイニング数を投げて、こんな数字、今まで見たことがない。高橋がいなかったら、このカード、3連敗していたんじゃないかな。チームを救う意味でも大きな1勝だった。

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