阪神・高橋 9連戦ラスト勝ち越しへ6日先発 3戦連続完封なら球団60年ぶり快挙も 竜の長打力警戒
悪い流れを絶好調の男が断ち切る。阪神・高橋遥人投手(30)が5日、先発する6日の中日戦(バンテリン)に向け同球場で調整。「しっかり試合を作れるように頑張りたいです」。連敗ストップを託される形となった。
前回、4月29日のヤクルト戦(神宮)では9回3安打無失点で、早くも今季3度目の完封勝利。4月まででの3完封は、1リーグ時代の1943年・若林忠志氏が成し遂げて以来、83年ぶりの快挙だった。自然と期待がかかるのは3試合連続完封で、達成すれば球団ではバッキー以来60年ぶりとなる。ただ「全く意識してないです」と目の前の登板に集中する。
今季、同球場では4月12日に完封勝利を挙げており良いイメージで臨める一方、ここ2戦で4発と当たっている中日打線の長打力を警戒。「大きいのを打てるバッターがいるので、その前にランナーを出さないこと。ストライク先行で攻めたい」と語った。
自身初の開幕ローテ入りから、4戦で3完封と圧倒的な投球が目立つ。ここまで防御率は0・27と無双状態。「いろんな人に助けてもらって、投げられている」と充実の1カ月を送ってきた。それでも満足はしているわけではない。「ボールのクオリティーを上げていかないといけない。もっとよくなると思う」と力を込めた。
この9連戦は、ここまで8戦で計36失点と投手陣が苦しんでいる。4勝4敗で迎えた最後の試合。高橋が嫌な流れを止め、最高の形で締めくくる。
◆高橋が狙う!球団60年ぶり3試合連続完封!! 高橋が6日・中日戦で完封勝利を飾ると自身3試合連続。2リーグ分立後の球団投手3試合以上連続完封勝利は過去に5人(6度)で以下の通り。5試合=小山正明(1962年)、3試合=真田重男(52年)、村山実(59年)、中井悦雄(63年)、バッキー(65、66年)。高橋が3戦連続となれば、66年のバッキー以来、60年ぶりとなる。
