【井川慶氏の眼】カード勝ち越し阪神の強さを感じたポイントとは 坂本のプレーにも見えた「強み」
「巨人6-12阪神」(29日、東京ドーム)
阪神が終盤の粘りで2年連続の開幕カード勝ち越し。1点を追う八回に坂本誠志郎捕手の同点打と木浪聖也内野手が2点打。九回にも森下翔太外野手の1号ソロなどで巨人を突き放した。「内容のある3連戦」と評するデイリースポーツ評論家の井川慶氏が阪神の強さを分析した。
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阪神とすれば開幕戦には敗れましたが、非常に内容のある3連戦となりましたね。前日には高橋投手が2点を守って完封した中、打線が得点を重ねてのカード勝ち越し。この日もタイガースの強さを感じたポイントがいくつかありました。
まずは八回無死一、二塁で、中川選手がしっかりと送りバントを決めたこと。期待をかけている選手であり、三回に今季初安打で初打点を挙げましたが、強攻策ではなくセオリー通りに攻め、選手がそれぞれ役割を果たしての3得点でした。
九回も3点リードの一、三塁で、まずは一走の高寺選手が隙を逃さず二盗を決め、中越えの2点打を放った坂本選手は、点差を考えれば二塁で止まってもいいところで三塁まで進みました。こういったことを当たり前にやれるのが強みですね。
二回には伏見選手が死球を受けた際、藤川監督らがベンチを出る一幕がありました。巨人の山城投手に心理面で影響が生じたかは分からないですが、勝ったから言うのではなく、監督やコーチ陣も一丸となって戦っていることが、選手たちにも伝わる場面だったのではないでしょうか。
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