阪神・伊原“一発快投”逆転開幕ローテ入り 5回0封、6戦20イニング無失点 29日東京D濃厚
「オープン戦、オリックス1-0阪神」(22日、京セラドーム大阪)
手繰り寄せ、つかんで、そして離さなかった。限られたチャンスで“一発快投”。阪神・伊原がオープン戦最終戦で、逆転の開幕ローテ入りを決定的なものにした。
「できたこと、できなかったことありますけど、今の段階としてはゼロで抑えるというところが大事。誠志郎さん(坂本)とも今年初めて(のバッテリー)でしたけど、いろいろ話せたので良かったかなと思います」
テンポ良く腕を振った。初回は3人で片付け上々の立ち上がり。二回1死からは杉本に左翼線へ二塁打を浴びたが、その後二塁けん制アウトに仕留めるなど落ち着いていた。三、四回も走者を背負いながらも連打は許さず。五回は再び三者凡退に封じ、5回3安打無失点でマウンドを降りた。
「右の内角が少し甘いボールもあった。そこの真っすぐの精度とかは高めていかないといけないですけど、結果的にファウルになったりだとか、意図を持ってできた部分もあった」と課題と収穫を得た76球。「シーズンに入って抑えるために今やってますし、数字自体には満足してないです」と意に介さなかったが、今春の実戦は6試合(3先発)で20イニング無失点と結果を残し続けた。
村上が開幕投手を務めた後、開幕2戦目の28日・巨人戦(東京ド)は高橋の先発が当確。伊原は、このまま中6日で29日の同戦に臨むことが濃厚となった。左腕を春季キャンプMVPの一人として高く評価した藤川監督も「取り組みが出てきてます」と納得顔。「ここからは周りに惑わされることなく、もしつまずくことがあっても私たちがいますから、安心して彼の2年目を真っすぐ突き進んでもらえれば」とサポートを約束した。
「投げろと言われたところで投げるだけ。コンディショニング、自分の体を知るっていうのをテーマに持ってきた中で、1年間ずっとできるように」と先を見据えた左腕。“快幕G倒”の1ピースへ、現状に甘んじることなくまい進する。
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