阪神・大山 左へ右へ技あり打 絶好調OP戦打率・625 内角さばいて先制二塁打→外角スライダーにも対応
「オープン戦、阪神5-0ソフトバンク」(6日、甲子園球場)
冷たい風を切り裂き、阪神・大山悠輔内野手の打球はグングン伸びていく。左翼フェンス際、正木のジャンプもわずかに届かない。甲子園にいつもの浜風は吹いていなかった。主砲の技術がたっぷり詰まった一打に、平日昼のマンモスがお祭り騒ぎになった。
0-0の四回だ。先頭の1番・近本が四球で出塁すると、中野はきっちり犠打。2死二塁となり、4番・大山が真骨頂を発揮する。初球を見逃し、2球目は空振り。2球で追い込まれた後、松本晴の144キロ内角球に体をくるりと回転させながらバットの芯で捉えた。
シーズンさながらの攻撃に「はい、そうですね。良かったと思います」と大山は納得顔。1-0の六回には1死一塁から右腕・岩井の外角低めのスライダーを技ありで右方向へ。マルチ安打を決め、オープン戦は8打数5安打、打率・625と絶好調だ。それでもまだシーズン開幕前。「反省する部分もあるので、しっかりやっていきます」と浮かれるはずがない。
プロ10年目。まだまだ成長できると信じている。入団後、30代中盤から全盛期を迎えた先輩の姿を目の当たりにしてきた。オフも意欲的にトレーニングに励み「一番いい状態が来るように」と見据えるのはキャリアハイだ。
侍戦士の佐藤輝、森下が不在でも、虎には大山がいる。「1試合、1試合頑張ります」。WBCムードの週末も、虎党に快音を届ける。
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