阪神・ドラ2谷端 藤川監督から異例の直接指導 打撃フォーム原点回帰で「修正できてよかった」
阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(21)=日大=が28日、甲子園で行われた全体練習で藤川監督から直接指導を受けた。投手出身の監督自ら野手へ指導を行うのは異例のこと。指揮官からは大学時代に比べ、現在の打撃フォームにズレがあることを指摘された。谷端自身も違和感を持っており、原点回帰に向けて修正を図っていく。
見慣れない光景だった。打撃練習の最中、谷端の元に歩み寄ったのは藤川監督だった。
「ちょっと『しっくりこないな』と思っていた中でアドバイスをいただいた。修正できたので良かったと思います」
ルーキーで唯一の宜野座組完走を果たしたが、春季キャンプ中の実戦6試合では13打数1安打に沈んだ。課題は明確だった。「打ちたい、打ちたいとなって(左)肩が前に出てくることがあった」。キャンプで積み重なった疲労と、首脳陣からの期待に応えたいという思いから打ち気がはやり、本来の打撃フォームを崩していた。
藤川監督はルーキーが抱える違和感に気付いていた。指導内容については「技術のところはいいんじゃないですか」と詳細は伏せたが、「ここから形を戻していく。キャンプは疲労とプロの練習についていくので(精いっぱい)。選手が迷う前に、キチッと元通りの形に戻して。良いタイミングかな」と語った。
投手出身の監督が野手へ助言を送るのは異例のことだ。谷端は「アドバイスしていただけるのはすごいプラスになりますし、ピッチャー目線からのアドバイスはあまりないのでうれしかったです」と意気に感じていた。大学時代の映像も全てチェックしていた指揮官からの言葉に、自然と笑みがこぼれた。
その後のフリー打撃では助言を元に再び打席へ。「良くなったと思います」とうなずいた。和田ヘッドコーチからも中堅方向へ意識を置いた打撃指導を受け、「ティーバッティングから意識してやっていました」と、全てを吸収する勢いで熱心に取り組んでいる。
2日には韓国代表、3日には侍ジャパンとの強化試合も控える。開幕1軍入りに向けた重要なアピールの場へ「周りの選手や関係者、監督も含めて納得させられるような結果を出していきたい」。原点回帰を目指して再スタートを切った。結果で示して最高の恩返しとする。
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