【藤田平氏の眼】(ルーカス)十分に合格点も荒々しさ欲しい 良くも悪くも「きれい」

 「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)

 開幕ローテーション候補である阪神の新外国人、イーストン・ルーカス投手(29)=前ブルージェイズ=が13日、来日後初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。新戦力左腕の投球をデイリースポーツ評論家・藤田平氏(78)が解説した。

  ◇  ◇

 ルーカスの直球は常時140キロ台を計測しており、この時期としては十分に合格点だ。191センチの長身から投げ下ろす球には角度があった。直球も得意のスライダーもコントロールは良さそうで、右打者の内角を突けていた。米国でも先発を務めていたのでスタミナも問題ないだろうし、先発投手に必要な要素は持ち合わせている。奪三振率の高い投手ということだが、右打者のインサイドへ制球できれば、奪三振数は増えていくだろう。

 一方で相手を威圧する荒々しさのようなものがもっと欲しい気がした。少しまとまり過ぎているという印象。テンポ良く投げていたが、裏を返せばリズムが一定。良くも悪くも“きれい”なので、打者はタイミングが取りやすいかもしれない。今後の実戦で相手が嫌がるような投球ができるのか注目したい。

 安打性の当たりこそなかったが、打撃練習も通じて中川はバットがよく振れている。内側の球に対しては思い切ってアプローチできるし、逆方向にも打てる器用さも持ち合わせる。自分の「ポイント」をしっかりと持っている。

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