ヤクルト・ドラ1松下が“プロ1号”昨季新人王・荘司撃ち「自信になります」 阪神スコアラーも警戒
「ヤクルト春季キャンプ」(8日、浦添)
ヤクルトのドラフト1位・松下歩叶内野手(22)=法大=が8日、今キャンプで初めて実戦形式のライブBPで打席に立った。昨季45試合に登板し防御率1・05、被本塁打1で新人王に輝いた左腕の荘司から、衝撃の“プロ1号”を放った。
特大“アーチ”が飛び出したのは荘司との2度目の対決となった4球目だ。思い切りよく高め直球に食らいつくと、白球は左翼防球ネット上部に直撃。スタンドから大きな拍手が起こった。「うまく反応できた。プロでもすごく活躍されている方からの1本は自信になります」と頰を緩めた。
ミート力の高さも見せた。小沢から中前に運ぶ2本の安打性の当たり、荘司からも一発を含む“3連打”を放った。池山監督は「初めての実戦(形式)の中であれだけ振れるのは評価できる」と絶賛。バックネット裏で視察した阪神・御子柴スコアラーは「自分のタイミングで打てる。軸が崩れないし(相手投手に)崩されない。広角に打てる」と警戒心を強める。
大きな強みは対応力の高さだろう。松下は「どんな投手に対しても自分の打撃ができるのは持ち味」と自己分析する。「最終的な目標は新人王」と強い意欲を示してきた。二塁か三塁のレギュラーになる可能性を秘めたチーム待望の“ポスト村上”候補。期待のルーキーが、潜在能力の一端を披露した。
◆松下 歩叶(まつした・あゆと)2003年4月14日生まれ、22歳。神奈川県出身。181センチ、87キロ。右投げ右打ち。内野手。桐蔭学園、法大を経て25年度ドラフト1位でヤクルト入団。“ポスト・村上”として期待される強打者。勝負強い打撃がセールスポイント。50メートル走6秒2、遠投110メートル。




