阪神・ドラ1立石 レジェンド道歩む 殿堂博物館に感銘「野球をやっている以上、寄贈してもらいたい」掛布氏レリーフの前で誓い
阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が9日、都内のホテルで行われた「NPB新人選手研修会」に他の新人選手らと参加した。午前中には「野球殿堂博物館」を見学し、名プレーヤーの展示を目にして野球殿堂入りを目指すことを宣言。球団OB・能見篤史氏(46)から受けた言葉も胸に刻み、レジェンド街道を歩む。
日本球界の歴史をつくってきた先人たちの展示を前に、立石の足は何度も止まった。昨年死去した長嶋茂雄氏の道具や、ソフトバンク・王貞治会長が現役時代に使用していた、日本刀にも興味を示した。
「いろんな功績を残した方のユニホームも展示されていて、すごく響くものがありました。野球をやっている以上(殿堂入りの)盾を博物館に寄贈してもらいたいと思っている。モチベーションになりました」
球史に名を刻むため、貴重な話を聞くこともできた。プロで18年間活躍し、侍ジャパンでWBCの舞台にも立った阪神OBの能見氏から、講義を受けた。大先輩は繰り返し「プロ野球は厳しい世界」と現実を口にした。「(プロを)経験した上での言葉は全てに重みがあった。ますます頑張らないとなって思いました」。有意義な話に真剣な表情で耳を傾けた。
能見氏も黄金ルーキーへの期待値は高い。「将来的にクリーンアップを任される選手であるのは間違いない。阪神には、あの選手を育てられる環境が整っている」と活躍に太鼓判を押した。その言葉を聞いた立石は「めちゃくちゃうれしいですし、本当に(チームの軸に)なって会える日がくればうれしい」と球界を代表するスラッガーに成長し、再会すると誓った。
この日は、大学日本代表のチームメートとも久々に顔を合わせた。リラックスした表情で談笑していたが「体が大きくなってる選手もいますし」と周囲のレベルアップも実感。「自分も負けずに頑張ります」と気が引き締まった。
打撃が「絶対的長所」と自信を持つ立石。「厳しい世界だからこそ、見失いかけることもあるかもしれないですけど、そこだけは大切にやっていきたい」。濃密な1日を過ごし、決意を新たにした。猛虎軍団の未来を担う男は、ブレることなく、レジェンド街道を突き進んでいく。
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