阪神 新加入「ハマちゃん」は長打力で外野定位置奪う「会話ができるか」シャイな一面も
今オフに新加入した選手を改めて紹介する。現役ドラフトでヤクルトから移籍した浜田太貴外野手(25)は「令和のブンブン丸」の異名も持つ豪快なスイングとパンチ力が魅力。熾烈(しれつ)な外野争いに割って入り、キャリアハイの2桁本塁打を目標に掲げる。
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浜田は右のロマン砲として覚醒を期す。「間違いなくバッティングで、アピールして試合に出たいなと思ってます」。長打力が魅力だ。明豊高から2018年度ドラフト4位でヤクルトに入団し、プロ7年間で通算18本塁打をマーク。22年3月25日の開幕戦(京セラ)では代打で藤浪から左翼席へ豪快なソロを放ったこともある。入団会見では「まだ2桁(本塁打を)打ったことがない。まず2桁を打ちたいです」とキャリアハイを意気込んだ。
今季のチームの外野は中堅・近本、右翼・森下は固定。左翼を高寺、中川、前川、小野寺、豊田、島田、井坪らで争っている状況だ。さらにそこにドラフト1位・立石ら新人選手も加わる。外野争いは激しいが、「自分が打つんだというイメージでやっていきたいです。やっている以上はレギュラーを取りたいですし、ずっと出られるように頑張ります」と打力でアピールし、定位置を狙う。
2000年生まれの25歳で森下、小幡、伊原らと同い年。野球に関しては力強く目標を掲げた浜田だが、「人見知りなので、人と会話ができるか…その不安が一番です」とシャイな性格だ。入団会見では呼ばれたい愛称にも「ハマちゃんだったり…お願いします」と控えめにアピールしていた。
1月はソフトバンク、ヤクルトなどで活躍した内川聖一氏(43)に弟子入りしてレベルアップを図る。シャイな性格でもプレーでは豪快に、「虎のハマちゃん」が新天地での飛躍を遂げる。
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