阪神・工藤 石井に倣え!同郷&同じ四国ILp出身 登板数増へ「野球に向き合う姿勢、マネしていきたい」

 阪神の工藤泰成投手(24)が27日、徳島市内のむつみスタジアムで徳島インディゴソックス主催の野球教室に参加し、石井大智投手(28)の背中を追い、来季は登板数を増やすことを誓った。

 剛腕を育てた徳島の地で初心に返り、決意を新たにした。工藤は古巣への恩返しの1日を終え、視線を来季へ移した。

 飛躍に向け、手本とするのは同郷で同じ四国ILp出身の石井だ。今季は53試合に登板し、1勝0敗9セーブ36ホールド、さらに50試合連続無失点など数多くの金字塔を打ち立てた石井だが、1年目の登板数は同じ「18」。工藤にとっては吉兆データだ。「野球に向き合う姿勢が本当にすごい。それが結果につながってると感じたのでマネしていきたい」と憧れの存在だ。

 金言も授かっていた。「『これをやったら大丈夫っていうのを確立していければ調子が悪くても抑えられる』って教わった」。起床時などにルーティンを作ることで、精神的な余裕が生まれる。謙虚におごらずに、淡々とこなす姿勢も工藤が目指す投手像だ。

 この日は少年少女野球チームの約550人の子どもたちと交流。慣れないノックもいとわず熱血指導を繰り出した。「野球選手として帰ってこられたのはうれしい。活躍すれば知ってもらえるし、結果を出したい」。先輩超えの成長曲線を描き、独立リーガーの星となる。

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