阪神・ドラ3岡城 プロでも「Tポーズ」!筑波大→タイガース「塁上でしたい」 目標は1番・センター、目指す打倒近本

 阪神のドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が15日、大阪市内のホテルで行われた新人選手入団会見の壇上で、大学時代にヒットを打って塁上で行っていた「Tポーズ」を披露した。プロでも「Tポーズ」を決めることを意気込み、掲げた目標は「『1番・センター』でスタメン出場」。“打倒近本”を目指していく。

 初々しいタテジマ姿に愛らしい笑顔で「Tポーズ」を披露すると、会見場の空気が一気に和んだ。これが岡城の魅力の一つだ。明るい性格で筑波大時代もチームのムードメーカーだった。阪神でも“盛り上げ隊長”に名乗りを上げた。

 「筑波大学でヒットを打ったら、筑波の頭文字をとった『Tポーズ』をやっていた。それがタイガースにも当てはまるので、もしヒットを打ったら塁上で『Tポーズ』をしたいと思っています」

 大学時代にチームを盛り上げるためにしていたのが腕をTの形にする「Tポーズ」。くしくもタイガースの頭文字もTなだけに、継続していきたい考えだ。チームでは森下や佐藤輝らもよく塁上ではポーズを披露。ホームランを打った時のエルボータッチは恒例となっている。他にも前川の「カモメポーズ」はグッズ化されるなど、チームとファンの一体感を生んできた。岡城も打って「Tポーズ」を決め、持ち前の明るさで球場全体を盛り上げていきたい。

 もちろん戦力となっていく気持ちも強い。「『1番・センター』でスタメン出場するのを目標に頑張りたい」。大学でも中堅を守り、50メートル走5秒8の俊足を生かした広い守備範囲がセールスポイント。それに加えパンチ力のある打撃も魅力だ。

 阪神では近本が不動の「1番・中堅」。岡城も「全盛期で一番タイガースを引っ張っているといっても過言ではない選手」と尊敬のまなざしを向ける。ただ、「自分としてもなるべく高い目標を作りたいなと思っていたので、『近本選手から1番・センターを奪い取るぞ』という気持ちで頑張りたいなと考えました」と強気に臨む覚悟だ。

 この日初めてユニホームに袖を通し、「中学生で初めて学ランを着た時のよう」と期待と不安が入り交じった。夢見ていたプロの世界で目標とするのは阪神OBの糸井嘉男氏だ。「走攻守の三拍子そろったオールラウンダーな選手を目指して頑張りたい」。プレーでもキャラクターでもファンを魅了する選手になっていく。

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