阪神・桑原新投手コーチ 宝刀・スライダー伝授 指導を受けた松原びっくり「一気にハマった」

 ブルペンで投手陣にアドバイスする桑原新コーチ
 ブルペンで投げ込む松原(撮影・田中太一)
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 「阪神秋季キャンプ」(7日、安芸)

 新任の阪神・桑原謙太朗投手コーチ(40)が7日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプに合流した。初日は練習を見つめる時間が長かった中、ブルペンでは選手の質問にすぐさま応じた。現役時代に相手打者を苦しめた伝家の宝刀・スライダーを早速、育成選手の松原快投手(26)に伝授した。

 静寂のブルペンで、投球練習をじっと見つめていた桑原新コーチ。松原から声をかけられると、すぐに歩み寄った。聞かれたのはスライダーの話。握りからイメージまで身ぶり手ぶりで指導した。「こういうふうに投げた方が、バッター目線からしたらいいんじゃないかって」。2種類のイメージを提案するなど、選択肢も与えた。

 すぐに実践した右腕は、自らのボールに驚いた様子。「(10月の)フェニックス・リーグから試行錯誤してる中で、モヤモヤしながら投げてたんですけど、これなんじゃないかなって。一気にハマった」。理想とする打者が嫌がるスライダーに近づいたようだ。

 右腕は中学生時代に、阪神で大活躍する桑原投手をテレビで見ていた。同じ右でスリークオーター気味の投法もあり、就任を知った時点で、スライダーの話を聞くと決めていた。「せっかくのご縁。教えてもらったので継続していきたい」と力を込めた。

 苦労人を支えるのも、桑原新コーチならではの仕事だ。自身は2度のトレードを経験し、15年から阪神でプレー。17年にスライダーを武器に阪神で最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、ブルペンに欠かせないピースになった。松原も育成で2年間、芽の出ていない投手。「そこ(支配下)を目指して、1軍にいけるような投手になってほしい」と期待を込めた。

 コーチ初日は、やや緊張の面持ちだった。「まだ面識のない子も多いので、しっかりコミュニケーションをとっていきたい」。新たに加わった新コーチは、自身の経験と技術を惜しみなく伝えていく。

 ◆松原 快(まつばら・かい)1999年8月24日生まれ、26歳。富山県出身。右投げ右打ち。投手。高朋、ロキテクノ富山、日本海L富山を経て23年度育手ドラフト1位で阪神入団。1軍登板なし。25年ウエスタンでは34試合で1敗、防御率4・69。

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