阪神・大山が悲壮決意「なんとかしないといけないし、するしかない」 3戦無安打「流れを止めてしまっている。こうなってしまっているのも全部僕の責任」

 「SMBC日本シリーズ2025、阪神1-2ソフトバンク」(28日、甲子園球場)

 阪神が逆転負けで連敗し。対戦成績が1勝2敗となった。投手陣はソフトバンク打線を2点に抑えたが、打線は初回の1点のみ。六回以降は再三の好機であと一打が出なかった。

 打線では5番の大山が今シリーズ3試合で11打数無安打と安打が出ていない。

 1-2と勝ち越しを許した直後の六回には、先頭の森下が四球を選び、続く佐藤輝の4球目に二盗。相手バッテリーはタイムを取った後、カウント3-1から申告敬遠を選択し無死一、二塁に。しかし、5番・大山は浅い中飛。代打・ヘルナンデスは一邪飛、坂本が遊飛に抑えられ、同点機を逃した。

 試合後、大山は「紙一重とかそういう問題じゃない。流れを止めてしまっているのもあるので、こうなってしまっているのも全部僕の責任というのもある。なんとかしないといけないし、するしかない」と悲壮な決意を口にした。

 今季は不動の存在としてチームをリーグ優勝に導き、打線の要を握る5番打者。「もう次の試合は来るし、落ち込んでいる暇はない。明日の試合に向けてしっかりやらないといけないし、なんとかできるようにしっかり準備してやりたい」と話した。

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