阪神・佐藤輝 大敗も2戦連続適時打 28日から聖地3連戦「声援を背に頑張れたら」3連勝で日本一決める
「SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク10-1阪神」(26日、みずほペイペイドーム)
「SMBC日本シリーズ2025」は、みずほペイペイドームで第2戦が行われ、初回、佐藤輝明内野手(26)が先制の右前適時打を放ち、2試合連続タイムリーとした。主砲の先制打もむなしく逆転負けを喫したが、28日の第3戦からは本拠地・甲子園での3連戦。反撃の3連勝で、聖地胴上げを目指す。
第2ラウンドの号砲を鳴らしたのは佐藤輝のバットだった。決勝打を放った第1戦に続き、2試合連続の適時打。セ・リーグの打点王が、福岡の地で連夜、快音を響かせた。
初回1死二、三塁のチャンス。上沢の甘く入ったカーブを逃さなかった。強烈な打球は右前に弾む先制の適時打。「よかったです」。大歓声の中、3度強く手をたたき、拳を握りしめた。直後の大山の打席では、今シリーズ初盗塁。打って走って躍動し、アグレッシブなプレーでチームを鼓舞した。
右腕とは6月の交流戦で対戦した際も、初回に先制の中前適時打を放っていた。リーグが異なり、慣れない投手の連続。難しい打席が続くが、高い対応力が光っている。2年前の日本シリーズでは、なかなか結果を残せず1打点に終わったが、今年はここまで2戦2打点。成長した姿を存分に発揮している。
この試合は「すごかった」とソフトバンクの猛攻にさらされた。劣勢の展開となったが、チームの中心として、戦う姿勢は決して崩さなかった。デュプランティエが大量失点し、ナインがマウンドに集まった際、円陣の輪が解けかけている中でも最後までその場に残り、声をかける。苦しむ右腕を懸命に盛り上げていた。
チームは投手陣が崩れ、2桁失点で大敗。星は1勝1敗の五分になった。それでも悲観することはない。日本一に輝いた2年前と同じスタート。移動日を挟み、28日からは本拠地甲子園での3連戦が待っている。3連勝すれば、球団史上初となる聖地での胴上げだ。
佐藤輝は結果を冷静に受け止め、すぐに視線を先に向けていた。「準備はいつも通りして、しっかり頑張りたいと思います。一試合一試合集中してやるだけじゃないですか」。あと3勝。頂点にたどり着くその時まで、一瞬も気を抜くことはない。
敵地でも球場の半分を虎党が黄色く染め上げ、大声援を受けた2試合。ただ、甲子園に戻れば、360度に心強い味方がついている。「声援を背に頑張れたらなと思います」。虎の主砲はチームとともに反撃態勢を整え、再び進撃を開始する。
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