阪神・坂本 研究楽しむ!2年前と違い準備期間たっぷり「その時間すらも楽しみたい」
阪神の坂本誠志郎捕手(31)が18日、日本シリーズまでの相手の研究は「楽しみたい」と明かした。2年前はそこまでの余裕はなかったが、今年は違う。「『やっぱ強いなぁ』とか『いい選手が多いなぁ』とか、そんなことを考えている時間を個人的には楽しみたい」と柔らかい笑みを浮かべた。
前夜の勝負師の目とは変わっていた。「ちょっと今日は頭が回ってないので」。真剣勝負からは7日間遠ざかり、1週間後の25日から日本シリーズが幕を開ける。まだパ・リーグのCSファイナルSは決着がついていない分、準備はできる。体も心も休めたいところだが「見たくないんですけど、どうせ気になって見ちゃう性格なので」。これは捕手としての性(さが)だ。
2年前のオリックスとの関西決戦は「自分の中でもすごい切羽詰まっていた」。初の頂上決戦。データを取る段階から自然と力が入った。今季はキャリアハイの数字を残し、大きく飛躍。気持ちのゆとりも違う。
「今年に関しては、その時間すらも楽しみたい。楽しんだ中で結果を出したい」
CSファイナルSは3試合全てで先発マスクをかぶり、3連勝。2年前の日本シリーズも女房役として、日本一に貢献した。「日本一にもう1回なりたいとみんな思ってるし、勝ちたいと思ってやりたい」。もう日本一に向けた戦いは始まっている。
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