阪神・才木 初タイトル確定!最優秀防御率1・55で終了 村上の最高勝率とWタイトルなら球団日本選手63年ぶり

 バント練習する才木(撮影・西田忠信)
 キャッチボールを終えて引き揚げる才木(右)=撮影・立川洋一郎
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 阪神・才木浩人投手(26)が27日、出場選手登録を抹消され、自身初タイトルとなる最優秀防御率の獲得が決定的となった。リーグトップの防御率1・55をキープして今季を終えることが決まり、同1・76で2位のDeNA・ケイが仮に次回登板で完封しても才木が逆転されることはない。

 26日・中日戦(甲子園)で13勝目を挙げた村上は事実上、最高勝率のタイトルを手中に収めた。阪神投手が同一年に最優秀防御率と最高勝率のタイトルを獲得するのは2022年の青柳以来。2投手で分け合うのは1964年のバッキー(防御率)、石川緑(勝率)以来で、日本選手に限ると62年の村山実(防御率)、小山正明(勝率)以来63年ぶりとなる。

 才木は前回登板の22日・ヤクルト戦(神宮)で、右足くるぶしに打球が直撃して緊急降板。その後も1軍練習に参加していたが、「次、投げるかもしれないし、もう終わりかどうか分からないです。その辺(最優秀防御率)はもちろん可能性があるなら」とタイトルへの意欲を示していた。

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