阪神・嶌村本部長 球児流マネジメント称賛「来年以降も見据えている表れ」

 「阪神2-0広島」(7日、甲子園球場)

 阪神の嶌村聡球団本部長(58)は虎の未来も見据えた長期的マネジメントの中で、リーグ制覇に導いた藤川監督の手腕を称賛した。黄金期到来を感じさせるV奪還とはいえ、「チームの連続性は非常に大事」と永続的視点の重要性を強調。「藤川監督は『自分が預かる時期』という言葉をよく使う。10年20年もできないので、次の時代まで思いをはせながらやっている」と指摘し、若手の積極起用についても評価した。

 打線は1~5番をほぼ固定で戦い抜いたが、遊撃や左翼は柔軟に対応。小幡、高寺、前川、中川といった高卒選手の名が目立ち、8月19日・中日戦では高卒3年目の井坪を、プロ初昇格即スタメンに抜てきした。

 「そこも監督のマネジメントで、長期的なところ。来年以降も見据えている表れ。(高卒の)一つのポイントとして5年目でどれだけ1軍にいられるか。監督自身が6年目でぱーんと来てる(1軍で躍進)から、一番分かっている」。勝ちながら、育てる-。常勝軍団構築への高い意識がにじんだ。

 今季新設された尼崎・大物のファーム施設も育成を後押しした。「環境が整ったんだから、あとはソフト面。人間教育をしながら、自分で取り組める選手をつくっていきたい」と課題を挙げる。

 27年シーズンからはセ・リーグもDH制の導入が決定。ドラフト戦略にも影響必至で、必然的に変革期を迎えることになる。「どういう布陣にするかは、監督の腕の見せどころで、チーム編成も腕の見せどころ。フロント、ユニホーム組、親会社の経営陣が、三位一体でやっていきたい」。球団初の連覇、そして、その先に続く戦いへ。準備を怠ることなく、猛虎の歴史をつないでいく。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス