「これ、5割行かないよ」岡田彰布顧問が展望した9月のセ・リーグ 2位以下が借金で終了となれば史上初「これは大変よ」の根拠

 「阪神5-4巨人」(31日、甲子園球場)

 阪神の岡田彰布オーナー付顧問がCS放送「スカイA」の中継で解説を務めた。試合後、「これ、(勝率)5割いかないよ」と今後のセ・リーグの戦いを展望した。

 2位・巨人に16ゲーム差をつけ、優勝へのマジックを7とした阪神については「それはもうぜんぜん。何も考えて無い。だからファンの人はその日の切符(入場チケット)があるかどうか。そういうことでしょ。それに当たるかどうか。おーん」と語っていた岡田顧問。一方で「これは大変よ」と語ったのは巨人を含めた2位以下の争いだ。

 阪神の優勝が決まれば今後、セ・リーグの争いは2位、3位のCS出場権争いへ移ってくる。9月1日時点で2位から5位まで3ゲーム差に4チームがひしめく。しかも勝率5割以下での争いとなっており、2位・巨人が借金「3」。岡田顧問は「なんだろうな、これ。(勝率)5割いかないよ。中日までつぶし合いになるから。直接対決あるからね。これは大変よ」と分析した。

 2リーグ分立後、セ・リーグで2位以下の球団が借金で終わったケースはない。「あと20何試合ですけど、ジャイアンツ大変ですよ。2位、3位まで来るの」と岡田顧問は指摘し、試合中にも守備固めの起用などを含め「巨人どしたんよ」と語っていたが、阪神以外の球団が勝率5割以上でシーズンを終えられるか-。一つの焦点となりそうだ。

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