阪神 大竹耕太郎が緊急降板 坂本が異変を察知してベンチにサイン→安藤コーチとトレーナーに付き添われ交代→勝ち越し許す
「阪神-巨人」(29日、甲子園球場)
阪神の大竹耕太郎投手が六回1死満塁となったところで緊急降板した。後を受けたドリスが走者一掃の3点二塁打を浴び、六回途中4失点でマウンドを降りる形となった。
1死一、二塁から岸田に対して内角直球が低めにたれて四球となった。直後、女房役の坂本がベンチの安藤コーチをマウンドへ呼んだ。トレーナーと一緒に駆けつけると、そのまま治療のためベンチへ。藤川監督は交代を決断した。
大竹は四回に岸田に中前適時打を浴びたが、粘り強い投球で最少失点に抑えていた。五回1死満塁の第2打席では中前にタイムリーを放ち、試合を振り出しに戻していた。その直後のマウンドで起こったアクシデント。甲子園のスタンドはざわつき、2番手にはドリスがコールされた。
キャベッジには右中間フェンス直撃の走者一掃となる3点二塁打を浴び、勝ち越しされてしまった。大竹は6月21日のソフトバンク戦でも左手指をつって、緊急降板していた。
試合後、大竹は軸足がつったことが緊急降板の理由とし、「結果的にこうやってマウンドを降りて、チームも負けたので、プロ野球選手として責任を果たせてない」と振り返った。
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