阪神 平田2軍監督が懲罰交代の嶋村に激怒「全然ダメ。勉強も何にもしてない」ファーム盗塁数トップタイの福島は「伸び盛り」【一問一答】
「ウエスタン、ソフトバンク8-3阪神」(19日、タマホームスタジアム筑後)
阪神はソフトバンクに大敗した。先発の茨木は5回2/3を9安打6失点と試合を作れず。打線は序盤は上茶谷に苦しめられたが、ヘルナンデス、野口の適時打などで2点を返し、九回は藤田が三塁打でチャンスメークすると、戸井が犠飛を放ち、最後まで追いすがった。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-先発の茨木は相手打線に苦しんだ。
「まあまあ、まだまだだ。故障ずっとしてて、投げ込み不足っていうのもあるけど、ストレートのキレ、コントロールも含めてね。ピッチャーはそんなごまかし効かない。ソフトバンク打線ぐらいになるといい(経験)。打たれてええねん。自分の実力のなさを感じないと。やっぱりそれをこれからまたクリアしていけばいい。やっぱりストレートに力もスピードもキレもない。だから変化球でも簡単に拾われるやん。これはもうずっとね。まだまだ故障の明けということで、ちょっとねそういうところは。これが実力だよ」
-二回までに大量失点も、5回2/3まで投げさせた。
「ここはもうちょっと投げさせて。やっぱり体力も含めて。100ちょっとまでと思って栗原のところで変えようと思ってたけど。やっぱり100球はクリアしてもらわないと、体力もなんもついていかん」
-三回、嶋村に代打を出した。壁を越えて欲しいというところ。
「全然ダメ。勉強も何にもしてない。もう予習もなけりゃ。茨木とやっぱり組むことで、相手ソフトバンクなんでね。首位走ってるチームやで。強力打線や。どういう組み立てで、どうしようっていうのはもう行き当たりばったりよ。俺に言わせると、もうこんな勉強も何にもしないキャッチャーなんかすぐ交代だよ。ありえない。もっともっと勉強してね。茨木と寮生なんだから、寮の中でもお前こうやっていこうなんてね。そういう、ただここでやるだけがあの仕事じゃないんだよ。ここに来るまでが、まず準備なんだ。1軍の選手たち、みんなそういうことしてますよ。ファームの選手はね、やらなすぎるよ。行き当たりばっかりや」
-福島は足での活躍が目立つ。
「今、イヒネとね盗塁王争いをしてて、警戒されてる中でも今日は2個か。3個目はね、ヘルナンデスがファウルしてたけど、ああいうトライよ。こういう警戒されてる中でもね、しっかり2つスチール決めて。彼は1軍ね。呼ばれる時はまだ育成の選手だけど。こういう守備とか走塁っていうのがやっぱ彼の売りなんで、非常に今いい経験してると思う」
-これでイヒネと並んで盗塁数トップタイ
「やっぱりなんか目標がないとダメよ。ファームとはいえ。そういう緊張感の中でね、やみくもに行くんじゃないもん。良いスタート切ってっていうところで行ってるやん。その成功率っていうのも含めてね。彼は今1番打つ方も含めて、伸び盛りやな。練習してる。勉強してる。工藤(ファーム外野守備走塁コーチ)がちゃんとやらせてる」
-序盤は打線は苦しんでいた。
「うん。やっぱり言っても相手は上茶谷だからね。やっぱりいかにね、もっと緊張感のあるゲームをしていかなきゃいけないっていうことよ。力の差が出た。今日は正直言って、ソフトバンクさんとの力の差っていうのが思い知らされた。それを明日からまたどうやっていくか楽しみやで」
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