阪神・百崎 広いバンテリンで１号弾「自信につながりました」平田２軍監督の誕生日に祝砲
「ウエスタン、中日１－２阪神」（３１日、バンテリンドーム）
指揮官の誕生日に祝砲を打ち上げた。阪神・百崎蒼生内野手が１号ソロを含む、４打数３安打の活躍で打線をけん引。「自分のスイングで今シーズン初めてのホームラン。素直にうれしかったです」と笑顔を見せた。
同点の五回先頭、打席に立った。左投手が投じた高め直球を強振。打球は左翼フェンスを越えた。打った瞬間の確信はなく全力疾走。だが着弾すると、表情が笑顔に変わり、チームメートが待つベンチへ駆け込んだ。
この日は平田２軍監督の誕生日。「秋のキャンプから指導してくれて、感謝の気持ちもあります。一番大きな声でバースデーソングを歌った」。お世話になった指揮官にお祝い弾を届けた。広いバンテリンドームでの一発。「自信につながりました。これからも良い結果を残したい」。孝行息子の恩返しは続いていく。
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