阪神 接戦制し2位・巨人は自力Vの可能性消滅 延長十一回に佐藤輝が25号決勝2ラン!坂本も2号2ラン 今季最大10ゲーム差

 「巨人0-4阪神」(19日、東京ドーム)

 阪神が接戦を制し連敗を2で止めた。対巨人戦は4連勝で今季12勝4敗。宿敵の自力優勝の可能性を消滅させた。0-0の延長十一回1死一塁、佐藤輝が決勝の25号2ランを右中間スタンドへ放った。さらに2死一塁で坂本にも左越え2号2ランが飛びだした。

 両チーム、前半戦最後の対戦カード。試合は8勝で並ぶ村上、山崎伊の投手戦となった。阪神はまず四回、先頭の森下た一塁戦を破る二塁打でチャンメークも、佐藤輝、大山、小幡の中軸が倒れて無得点。六回にも先頭・近本が右中間を破る二塁打で出塁したが、続く中野がバント失敗でチャンスを潰した。

 さらに七回には先頭・佐藤輝が四球で出塁すると、大山が一、二塁間を破って無死一、二塁。小幡が犠打を決めて二、三塁に進めた。坂本の申告敬遠で満塁としたが、高寺が空振り三振に倒れると、代打・糸原は見逃し三振。山崎伊の前にあと1本が出なかった。

 一方、先発の村上は序盤から危なげない投球。三回まで無安打、打者9人に抑える完璧な内容を見せると、四回には1死二塁のピンチを迎えたが、3番・吉川を二ゴロに封じると、続く4番・増田陸を左飛に抑えて脱した。五、六回も先頭出塁を与える展開になったがホームは死守した。

 「先頭打者の出塁が多く、リズムとしては乗り切れないところもありましたが、相手投手もいい投球が続く中で走者を出してもゼロで粘っていけたのでよかったです。1週間、体のキレが出るような練習を意識して、しっかり結果として出すことができたと思います」

 この勝利で宿敵・巨人の自力優勝の可能性が消滅。リーグ1、2位の直接対決は、互いに譲らぬ白熱した展開になったが、ゲーム差は今季最大の10まで広がった。

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