阪神・藤川監督 逆転で11連勝も「よくやってる、とはまだ言いたくない」伊原は五回まで「あそこは桐敷の仕事ですから」

 「広島3-6阪神」(10日、マツダスタジアム)

 阪神は2リーグ分立後、球団最長に並ぶ11連勝。二回に佐藤輝明内野手(26)の2試合連続となる23号ソロで先制。2点を追う六回には、森下翔太外野手(24)の勝ち越し2点適時二塁打など一挙5点を奪って逆転した。先発の伊原陵人投手は六回途中3失点だった。以下、藤川球児監督の主な一問一答。

  ◇  ◇

 -打線がピッチャーを救う形になった。

 「野球ですから。そういうゲームになったということですね」

 -七回の攻撃もそれぞれが役割を果たした。

 「それも当然あるし、選手たちもお腹がすいてる状態というかね。現状で満足してない選手たちはグラウンドでその表現が出てるので、非常にいい状態だと思いますね」

 -先頭の豊田も四球でつないだ。

 「先頭であろうが、2死であろうが、10点差であろうが、プレーヤーとして戦いの中に入っていってるし、道筋がすごく大事。4時間のゲームの中ではチームとしてみんなでいくというところですから。よくやってる、とはまだ言いたくない。みんな当たり前です」

 -伊原は五回までしっかり投げた。

 「投球数含めてあれくらいでいかなければいけないし、あそこの仕事は今日、桐敷の仕事ですから、桐敷がそこで立ち向かっていかなければいけない、大事な1アウトですから」

 -石井は塁を埋めながらも抑えた。

 「それが野球ですから。塁をちゃんと使うというところです。そこは気にはしてないです」

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