11連勝の阪神・藤川監督 七回打者一巡逆転劇に手応え「個人個人がお腹が空いている状態。現状で満足してない選手たちの表現が出てる。非常にいい状態」

 「広島3-6阪神」(10日、マツダスタジアム)

 阪神が勢いを感じさせる試合運びで、2リーグ分立後球団最長タイで、6度目となる11連勝を飾った。2位とのゲーム差は9・5となり、オールスター前首位ターンを確定させた。打線は今季最長。11年ぶりの6試合連続の2桁安打を記録。二回に佐藤輝の2試合連発となる23号ソロで先制。六回に3失点を喫して逆転を許したが、七回に打者一巡の猛攻で5点を奪って、再逆転に成功した。

 試合後、藤川監督は七回の逆転劇に「選手たち個人個人もお腹が空いてる状態というかね、今の現状で満足してない選手たちをグラウンドでその感じ、その表現が出てるので、非常にいい状態だと思いますけどね」と、納得の表情を浮かべた。先頭の豊田の四球を皮切りに打者1人1人が役割を果たしての猛攻となったが「先頭であろうが、ツーアウトであろうが、10点差であろうが、プレーヤーとして戦いの中に入っていってるし、自分がなりたい道筋というか、それがすごく大事。それを4時間のゲームの中では、チームとしてみんなでいくというところですから。よくやってる、とはまだ言いたくない。みんな当たり前です」と、語った。

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