阪神・前川右京 久々マルチで定位置奪取を猛アピール 「今日は終わったんで、次また頑張りたい」
「DeNA0-3阪神」(5日、横浜スタジアム)
いずれも得点につながる一打を放った。阪神・前川右京外野手(22)が4月30日の中日戦以来となる、今季7度目のマルチ安打を記録。チームの連勝に大きく貢献した。
まずは0-0の四回、2死一塁から右前に運び、チャンス拡大。続く熊谷の2点適時三塁打で先制のホームを踏んだ。さらに六回にも、無死二塁から左前打を放ち、熊谷の適時打につなげた。「(マルチ安打は)久しぶりに出たと思う。2打席目、3打席目いい形で(後ろに)回せて、良かったと思います」と納得の表情で振り返った。
前川はファームでの調整を経て、先月17日のロッテ戦から1軍に復帰した。昇格後は代打での起用が中心で、スタメンはこの日を入れて4試合と多くはなかったが「(他の選手を)見て、感じながら勉強しています」とベンチでは常に出番のイメージを膨らませ、準備を進めていた。
価値ある2本のヒットで、定位置再奪取へアピールに成功。それでも「今日は終わったんで、次また頑張りたい」と視線を先に向けた。現状に満足することなく、結果を出し続ける。
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