阪神・平田2軍監督 3号ソロ含む3安打放った原口を「もう格の違い」と称賛 「原口1人じゃ勝てん。野球は9人でやんねん」とも【一問一答】

 本塁打を放ち、タッチする原口
 7回、本塁打を放った原口
2枚

 「ウエスタン、ソフトバンク3-2阪神」(3日、タマホームスタジアム筑後)

 阪神はソフトバンクに競り負けた。先発の伊藤稜は6回1/3を2失点と粘りの投球を見せた。打線は原口が3号ソロ本塁打を含む3安打を放った。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -伊藤稜はあと一歩粘りきれなかった。

 「相変わらずやな。あそこで同点になったところで、ギアをなあ、いつも言うやん。まだ球数的に80いってないところで、その殻をな(破れない)。毎回一緒よ。今日はフィールディングでもよかったよ。この前のバント処理が殺意がないっちゅうことで、今日はバントをダイビングして捕ったり、そういうところは改善されてるけど。もうひと踏ん張りがないねん。ここぐらいまではもう来てんねん。あそこで7回にギアを入れてね。井上、広瀬(隆)といい右バッターのところで。笹川にしても。そこのところでもうひと踏ん張り。課題がもう全然クリアされてない。俺に言わせると。うん、もういつも5回ぐらいまでいいピッチング(する)。ゲームは作るんや。それ以上のことは毎回同じ。この前もそうやし、あれも確か松原がリリーフ行って、ピッチャーゴロゲッツーしたはずや。せやろ。今日も松原で助けてもらってるからに2点っていうところで収まってるけど。やっぱりスタミナ。彼はこれまであんまり投げてないからね。その辺のスタミナっていうところは彼の課題になってくるけど、そんな甘いこと言ってられない。やはりやっぱり支配下という目標があるんだからうん、支配下っちゅうのは、1軍でやっぱり戦力というね、すぐ使うというやつらが支配下になるんでね、このシーズン中は。そういうところをやっぱり目指すためには、まだまだ物足りん」

 -原口が本塁打を含む3安打。

 「原口1人や。1人じゃ勝てん。もう打線にならん。打点。線にならんやん。原口1人攻撃やんか。そやろ。もうやっぱり打てんよ。ずっと課題は打撃っていうところやけど、この辺はしっかり認識してやっていくしかないわな」

 -原口は復調気配

 「上がってきてるよ。この代打で2試合ヒット出なかったけど。状態はぐっと上がってきてるよ。もう格の違いだよ、格が違う。うちの選手たちな、若い選手たちは、やっぱ、いかに練習(するか)。昨日の福島でもそう。いかに練習することが大事かということ。スイング、ストレートにでも負けないやん。原口とか。福島にしても」

 -井坪もマルチ安打。

 「井坪もいいんじゃない。昨日のも内容が良いもん。アウトの内容ね。でもまだこんなもんじゃ良いとか言ってられないね。原口だけはもう、良くなってる。良いっちゅうのは原口1人。原口1人じゃ勝てんっちゅうことや。野球は9人でやんねん」

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