阪神・藤川監督「桐敷がいたというところがチームにとって救われた」と称賛 先発・大竹の負傷降板のピンチを救う快投、3者連続空振り三振

 「阪神3-0ソフトバンク」(21日、甲子園球場)

 阪神・藤川監督が先発・大竹の負傷降板で緊急リリーフした2番手・桐敷の投球を称賛した。

 大竹は六回先頭に対して2球を投げたところで中指がつるアクシデント。そこまで1安打しか許していなかった左腕がまさかの降板となった。急きょマウンドに上がった桐敷は代打・川瀬、野村、佐藤直を3者空振り三振に仕留めた。

 藤川監督は「あのあたりは経験のある投手でなければいけないし、今のうちのブルペンでは経験が一番豊富なのは岩崎から桐敷。そこで桐敷がいたというところがチームにとって救われた」と振り返った。

 桐敷は10日の西武戦で八回に登板し、1/3回を4失点。14日の楽天戦では七回に1死も奪えず3失点といずれも2点リードを守れなかった。藤川監督はバンテリンドームや楽天モバイルパークは球場の特性が合わなかったと分析し「苦しんだ桐敷がそこをしっかりといってくれた。本拠地の地の利を生かして、らしいピッチングでしたね」と目を細めた。

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