高木豊氏 2試合連続逆転負けの阪神「心配なのは中継ぎ陣」離脱したセットアッパーの穴は「大きい」もプラス要素指摘「打線が何とかしてくれる」

 野球評論家の高木豊氏が12日、自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。西武に連敗を喫した阪神について、「心配なのは中継ぎ陣に疲れがきてるのかな。ずっとよかったからね」と分析した。

 西武戦が始まる前の時点で救援防御率が1点台とチームをけん引していたリリーフ陣。だが第1戦は八回に一挙4失点、第2戦は九回2点リードを守れずにサヨナラ負けを喫した。

 高木氏は「石井が抜けてるのも大きい。それほどいいピッチャーだったということ」。前カードのオリックス戦で打球を頭部に受けて登録抹消となった石井の離脱が大きいと分析する。

 ただ連敗したとはいえ、プラス要素も多く見受けられた試合だった。「伊藤将はすごく良い働きをしたと思う。7回までいってくれたのはね」と伊藤将が復調した姿を見せたことで、先発ローテは厚みを増す。また打線にしても中軸がしっかりと仕事を果たしており「打線は森下、佐藤輝とか、大山も含めてしっかりしている。何とかしてくれると感じている」と評した。

 「佐藤輝は西武ドームで強いな。見事なホームランで、これはもう阪神勝ったなというくらい」だった第2戦九回の一撃。流れは完全に阪神だったが「西武も粘り強くなっている。たいしたもんだわ。阪神は3連敗はできない」とこの日の第3戦をにらんでいた。

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