坂本への頭部死球に激高した阪神・藤川監督の行動に賛否 評論家の意見分かれる
「阪神8-1広島」(20日、甲子園球場)
阪神が5点をリードして迎えた八回1死一、二塁から、広島・岡本が阪神・坂本の頭部に死球を与えて危険球退場となった場面で、激高して一塁側ベンチを飛び出し、広島ベンチに「来い!」というしぐさを見せた阪神・藤川監督の行動に評論家の意見が分かれている。
元DeNAヘッドコーチの高木豊氏は自身のユーチューブで「藤川監督っていつも冷静かなって思って見てたけど、選手を守るとか、そういうことに関してはやっぱ自分の身を呈してでも守るんだっていうのが、選手には伝わったと思う。ああいう姿が指揮官にあるってことは、選手は心強いよね」との意見を示した。
阪神OBの下柳剛氏は自身のユーチューブで「藤川監督の熱いところが出ましたね。坂本に止められてたもんね」としつつ、「(相手)ベンチにえらいいってたから、なんか余計なことを言われたと思うわ。それで激高してもうて、あそこまで球児も怒って」と個人的見解としながらも、相手ベンチから怒りを誘うような言葉などが投げかけられたのではと推測した。
また、阪神OBの田尾安志氏も自身のユーチューブを更新し、「えらい怒ってました。わざと当てたデッドボールではないなと。相手は新井監督、藤井ヘッドコーチ。この2人がお世話になったタイガースの選手相手に『狙え!』ということはないです。監督があそこの場面で、あそこまで怒るのは僕は見てて寂しくなりましたね。もう少し冷静な態度で、接しても良かったのではないかな」と語った。
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