阪神・ドラ1伊原 自慢は「足が速かった」 新人合同自主トレ恒例3000メートル走もぶっちぎり 大きな土台となった走り込み

 「阪神3-1広島」(18日、甲子園球場)

 阪神が連勝で首位を守り、2位・広島とのゲーム差を1・5とした。先発のドラフト1位・伊原陵人投手は四回に末包の犠飛で先制点を献上したが、以降は粘り強い投球で追加点を許さず。6回4安打1失点で今季3勝目を挙げた。

  ◇  ◇

 伊原の自慢は「足が速かった」こと。幼稚園の頃から才能が開花し、中学では50メートル走で学年1位、マラソン大会でも常に1位と足の速さはピカイチだった。だが、走ることが好きだったわけではない。土日は野球、それ以外の時間はサッカーをするなど、全力で駆け回ってきた環境のおかげで自然と足が速くなった。

 高校以降は「めちゃくちゃ速いやつが現れて、ずっと2位だった」と話すが、今でも快足は健在だ。1月に行われた新人合同自主トレ恒例の3000メートル走ではスタートからゴールまで先頭を譲らなかった。「自分が目標にしたタイムで走りたいと思った」と他のルーキー8人を置き去りにして、ぶっちぎりの1位だった。

 今でも好きではないが、走ることは大切にしている。「楽するのは簡単。でも年をとると走れなくなる。今のうちにいっぱい全力で走っておかないとケガのリスクも出てくる」。ケガ予防や“サボり防止”のために取り組んでいる走り込みが、左腕の大きな土台となっている。(デイリースポーツ・和泉玲香)

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