阪神・森下 気迫の猛打賞今季4度目 一塁上で何度もベンチ鼓舞 広島床田の術中はまらず「自分の間合い」
「阪神0-3広島」(19日、甲子園球場)
劣勢の雰囲気をはねのけようと、何度も一塁上でベンチを鼓舞した。阪神・森下翔太外野手が2試合ぶりで今季4度目の猛打賞。「状態がいいっていうよりかは本当に毎試合毎試合、修正しているんで」。勝利のために、若き3番が気を吐いた。
初回2死では特大ファウルの後、床田のカットボールを左前へ。六回2死一塁でも左前打で好機を演出した。今季は床田から開幕2戦目で本塁打を放つなど、6打数3安打で打率・500。「深いことを考えたら術中にはまる」と相手のペースにはさせなかった。
この2打席はいずれもファーストストライクからスイング。「基本的には自分の間合い、タイミングを意識して立っていました」。八回もハーンから右前打。最後までファイティングポーズは崩さず、何とか得点しようとバットを振った。
ただ、本塁は踏めずに今季3度目の完封負け。自身は4試合連続安打と好調だが、チームは波に乗り切れていない。20日の相手先発は森。前回対戦の3月30日はチームで2安打しか打てず、自身も3打数無安打と抑えられた。「いい投手なので先制点を取れるように頑張りたい」。攻略の鍵を握りそうだ。
打率・329はチームトップ。「試合によって1打席目がダメだった時、いかに修正できるかに重きを置いています」。猛虎打線を引っ張り、聖地の虎党に勝利を届けたい。
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