熱烈な阪神ファンで知られる俳優の渡辺謙（６５）が、２年ぶりに宜野座キャンプを訪問することが１４日、分かった。関係者によると、２日間滞在予定だという。出演中のＮＨＫ大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」などの撮影で多忙を極める中でも猛虎愛を抑えきれず、南国へと飛んで藤川阪神を生チェックする。

　２３年にはデイリースポーツ元日付紙面で岡田彰布監督（現・オーナー付顧問）と対談し、２月に宜野座で再会。１２年ぶりの宜野座でブルペンも熱心に見学して、移籍１年目だった大竹にエールを送った。今回も佐藤輝、大山といった主力組や、ドラフト１位・伊原、新外国人のネルソンら新戦力の調整ぶりに触れて、国際的スターならではの視点で戦力を確認する。

　２３年の日本シリーズは夏からスケジュールを調整して、全試合現地観戦した筋金入りの虎党。ＳＮＳでも虎ネタを頻繁に発信している。藤川監督には「秀でた野球脳　観察眼　勝負勘　若き闘将になりそうな予感がプンプンしてます」と期待していたが、熱い思いを直接伝える場面もありそうだ。