高木豊氏 7連勝の阪神が勢いに乗った「分岐点」に言及「これからはなかなか落ちることがないと思う」

 DeNAの元ヘッドコーチ、高木豊氏が24日、自身のYouTubeチャンネルを更新。7連勝と急浮上してきた阪神が、勢いに乗った分岐点について語った。

 開幕後、4番・大山らの状態が低調。だが、高木氏はチーム全体が上向きとなった試合に触れ、「おれはジャイアンツ戦で、サトテルがサヨナラ打った。あれで、勝ちゲームに対して喜びが表現できた。なんかスッキリしたって」と18日に2-1でサヨナラ勝ちした一戦を振り返った。

 巨人の守護神大勢を攻め、鬱憤(うっぷん)を晴らすような勝ち方に「今まではなんか陰にこもる勝ち方だった。だから今日も2点かな、みたいな。あの大勢からサトテルが打った。うわーってやった瞬間から流れが変わったな。さびついていたものが喜びを表現することで、全部落ちた」と、チームの沈滞ムードを吹き飛ばした1勝だったとした。

 その後、中日3連戦で計25得点で3連勝。24日のDeNA戦は九回に4点を挙げて逆転勝ちした。

 高木氏は「クリーンナップ、ここが機能しないとなというところで、集中力も高くなってきた」と評価。21日の中日戦で六回裏に3点を入れてコールド勝ちした試合についても、「コンディションが悪い中、サトテルの集中力が高かった。これは勢いがついてきた証拠。ピッチャーがずっと頑張って来て、やっと歯車が合ってきた。これからはなかなか落ちることがないと思う」と語った。

 今季の優勝に阪神を挙げている高木氏。「村上も安定感でてきた。あとは西勇に勝たせないと。ずっといいピッチングしている」と、付け加えた。

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