阪神・青柳 また0封でOP戦10イニング連続無失点 6回投げて三塁踏ませず「ゲームを作ることができたのは収穫」

 「オープン戦、中日0-0阪神」(15日、バンテリンドーム)

 また一歩、階段を上がった。2年連続の開幕投手が決まっている阪神・青柳晃洋投手(30)が、6回を4安打2奪三振無失点に抑える好投をみせた。これでオープン戦は2試合で計10回を無失点。頼れる右腕が29日の開幕戦・巨人戦(東京ド)に向けて、万全の状態に仕上がりつつある。

 刻一刻と迫るシーズンの幕開けが、自然と集中力を研ぎ澄ませた。1球、1球に明確な意図を持ちながら、中日打線に立ち向かう。2年連続の開幕投手を務める青柳が今年最長の6回を4安打無失点。本調子ではない中でも抜群の安定感で頼もしい姿を見せつけた。

 「よかったんじゃないですかね。今日みたいに試合前のピッチングが悪くても、ゲームに入ってゲームを作ることができたのは収穫かなと思います」

 初回は三者凡退。走者を背負ってから、粘り強さを発揮した。三回、2死から大島に中前打を許したが、続く三好を低めのスライダーで二ゴロに仕留めると、四回には先頭の高橋周に四球を与えたものの、4番・中田を二ゴロ併殺打に打ち取った。さらに五回も1死二塁のピンチで後続を完璧に抑えて無失点にしのいだ。

 対左打者も問題ない。この日は、スタメンの9人中6人が左打者。計4安打こそ許したが、全て散発に抑えた。コーナーの投げ分けや、走者を背負わない場面でもクイックで投げるなど工夫した投球で的を絞らせず。岡田監督は「何とかな、左も抑えとったし。コントロールええいうてるやんか」と評価した。

 シーズンで何度も戦う可能性がある中日打線。収穫も十分だ。「いつもと同じ攻め方とは違うことをやっていたので。誠志郎(坂本)と毎イニング話しながらやっていたので、そういう部分ではよかったと思います」と右腕。本番へ向けて新たな引き出しを得たマウンドになった。

 7日に岡田監督が開幕投手を発表。翌8日のヤクルト戦(甲子園)でも4回1安打無失点の好投で応えた。これで2試合連続無失点。「投げ分けもそうですし、カウント作りもそうですし。ヒットにされたのはコースよりも中に入ってしまう投げミスだったので。そういうところの投げミスを減らすという。そこを詰めたらいいかなと思います」と修正点を挙げた。

 2週間後の29日・巨人との開幕戦、東京ドームのマウンドに立つ。託された使命、責任感は十分承知。「あんまり考えていないです。まだ早いかな」。本番へ向けて最終調整に専念する。

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