「オープン戦、日本ハム６－５阪神」（３日、札幌ドーム）

　オープン戦５戦全敗となった阪神・岡田彰布監督は試合後、突如５失点の及川について「セットのあれな、やり直さなあかん」と修正を求めた。二段モーションで走者を背負った場面と通常の投球で「ギャップが大きすぎる」と指摘した。以下、岡田監督との一問一答。

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　－森下はいい状態になってきた。

　「まあ、なんとかなあ。変な格好で（侍ジャパンに）行かされへんから、日の丸つけるのに。（打席が）１回でも早よ回って来いって思ってたら３回回ってきたからな、１番にして良かった。ちょうどええ形でなあ、中野にもヒットが出たし」

　－森下には侍ジャパンに行くまでは何も言わないと言っていた。

　「言うてるやん。ピート・ローズって言うてるやん。それで察するやろ（笑）」

　－及川は七回以外は良かった。

　「向こうの最初のピッチャー（マーフィー）と一緒や。セット（ポジション）になったらあんなんになるんやから、結局。だから及川も一緒や。ギャップが大き過ぎる。だからブルペンで足上げて、ゆっくり気持ち良く投げてるばっかりじゃアカンいうことやな。セットでな、クイックとかそういう精度を上げなアカンわな」

　－引き続き構想としては先発調整か。

　「そうや。ちょっとセットのあれはな、やり直さなアカン思うよ」

　－ミエセスが２試合でレフトを守った。

　「いやいや、あんなもんやろ」

　－野口や井上は甲子園でもう１回１軍に。

　「いや、誰か来るよ。だって２人いてないってなるんやから。内野外野で１人、２人ずつ呼ばんと人数が１５人なるしな、今１７人しか来てないからな、こっちもな、少ないからな。ノイジーは試合無理やろな。シートノックとか入りたい言うとるけどな」

　－実戦は再来週ぐらいか。

　「まあ、いけるんやったら別にな。（実力は）分かってるんやから、そんな慌てることないよ。新外国人ちゃうんやからな、ある程度分かってるから」