阪神・岡田監督 現役時代から鎬削った巨人・原監督の退任に想い「あと1年契約あるからびっくりしたけどなぁ」も「勝負やんか」

 「東京ヤクルトスワローズ5-4阪神タイガース」(4日、神宮球場)

 阪神は今季のレギュラーシーズン最終戦は無念のサヨナラ黒星に終わった。試合後、岡田監督は今季限りでの退任が発表された巨人・原監督への思いなどを語った。

 岡田監督の一問一答は次の通り。

 -大竹はあと一歩のところで最高勝率のタイトルを取れなかった

 「なあ。そうや。みんなうまいこといっとったのになあ。まあ、ほかのピッチャー。岩崎は、いかんでもよかったんやけどなあ。ほかのピッチャーは余計プレッシャーかかると思ったからなあ。まあ、しゃあないわ。なあ」

 -九回は大竹のために岩崎を

 「そうや、ほかのピッチャーやったらプレッシャーかかるやろ。お前、若いピッチャーだったら、あの場面で。しょうがない。もう、なあ」

 -九回無死一、二塁で坂本が走者を送れたら

 「あーっ、あそこもなあ。スリーバントなあ。おーん。なかなか、芝もぬれているし、なかなか投げれへんのに。のう。普通に(バントを)決めといたらええのに。転がしといたらなあ」

 -そんな中で大山が最高出塁率、中野が通算安打でタイトル

 「まあだから、向こうもノーヒットって言うとったからな。だから、もう一つやったんやんか。3つ達成したら一番良かったけど」

 -大山の最高出塁率

 「そら価値があるよ。そらタイトルやからな」

 -4割を超えた

 「今までがどんな数字か俺も知らんけど」

 -四球の数が大きい

 「そらフォアボールやろ。2割8分台か」

 -全試合4番がチームの方針を体現したのは今季を象徴している 「おう。でもこれもやっぱり自分のためやからな。ボール球振らないのは、チームのためでもあるし、自分がな、これから率を伸ばしていくには、やっぱりな、自分のためでもあるんやで、でも、そら。まあ、もったいない打席が多かったように思うからな、オレも、去年まではな。だからそういう意味でも自分のためにもな、これから以降、率もああいう形でな、選んでいけば率も上がってくると思うからなあ」

 -中野のフルイニングも価値がある

 「うん、そら価値あるよ、そら。ポジションもセカンドやからなあ、フルイニングいうのはなかなか足もないとあかんからなあ、代走とかいらん選手なわけやから。そら価値あると思うよ」

 -近本は早めに代わったが

 「デッドボールで何か(背中が)張ってきたいうから、そうやん」

 -今日でレギュラーシーズン終わり。次に向けて

 「いやいや、まあまだ日にちあるからなあ、これはまあフェニックスとか行って。次いうても俺らは18日に合わすだけやからなあ。相手がどこかそらお前、わからへんわけやから、どっちになるかな」

 -巨人・原監督が退任。現役時代からしのぎを削ってきたが、寂しいのでは

 「うん。いやまあ、あと1年契約があるから、びっくりしたけどなあ」

 -前回の監督時代から、どんな存在

 「いや、もう正式に決まったん?」

 -原監督本人が発表した

 「ああ、そうか。いや、フロントのコメントが載ってなかったからな、きょう(の報道)でもな。自分で言うたんかなあって」

 -契約も残っているし、来季も戦うつもりだったか

 「いやいや、前(の退任)も契約がなくなったからやん。それだけのことやったやん」

-思い出などは

 「思い出なん、ないわ」

 -今年も対戦成績以上に接戦や采配合戦も多かったのでは

 「うん。まあ、そんななかったよなあ。前回よりも」

 -まだ一緒にやりたかったのでは

 「何がやりたいんや(笑い)。やりたいとかやりたくないとかじゃなくて、勝負やんか」

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