阪神 戦力外の北條史也 同期の藤浪にも連絡「刺激を受けたけどダメだった」夜中に返信「連絡ありがとう、と」
阪神は3日、高山俊外野手、北條史也内野手、山本泰寛内野手ら8選手と来季の契約を結ばないと通達したと発表した。
北條は球団から通達を受けた後、報道陣の取材に対応。「ちょっとは予想してたんで。まあ、そこまで頭真っ白っていうことではないんで。11年お世話になって球団には感謝しています」と心境を語った。
12年ドラフト2位で入団。前夜に同期の藤浪晋太郎(オリオールズ)にLINEで連絡したそうで、「僕もあいつの刺激を受けて頑張ってきたけど、ダメだったっていう話と。ポストシーズン頑張って、ていうのは伝えました」という。返事は日本時間の夜中に返ってきたとし、「朝見たんで。連絡ありがとうっていうのと。返してないんで、ちょっとまだ」と明かした。
北條は通算455試合に出場し、打率・255、18本塁打、113打点。16年には122試合に出場し、打率・273、5本塁打、33打点をマークした。今季は1軍での出場がなかった。
阪神での11年間について「チャンスをもらいながら、開幕スタメンの年に全然ダメだったっていうのが悔いというか、悔しいというか。あと、怪我がちょっと多かったっていうところですね」と悔しさも隠せず。今後は現役続行を希望としながら、「家族もいるんで。そこから決めたいなと思います」と語った。
▽戦力外通告を受けた8選手は以下
北條史也内野手、山本泰寛内野手、高山俊外野手、板山祐太郎外野手、小林慶祐投手、渡辺雄大投手、二保旭投手、育成の望月惇志投手