阪神・岡田監督「すぐ手袋はめてな(笑)えらいなあ」「これはいかなしゃあない」大竹続投の理由明かす【一問一答】

 ファンの大歓声に応えながらグラウンドを後にする岡田監督(撮影・高部洋祐)
 大竹を迎える岡田監督(撮影・金田祐二)
 ファンの声援に応えながらグラウンドを後にする大竹(撮影・高部洋祐)
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 「東京ヤクルトスワローズ3-9阪神タイガース」(23日、神宮球場)

 阪神は先発の大竹が8回3失点で12勝目。最高勝率のタイトルを獲得するため前提条件となる13勝にリーチをかけた。岡田彰布監督は試合後、8回まで続投させたことについて、「これはいかなしゃあない(笑)」とある“サイン”があったことを笑いながら明かした。

 以下、試合後の一問一答。

 -大竹は持ち味を発揮した。

 「そうやなあ。ああいうピッチャーは、援護点をもろたら、一番スイスイ投げよるよなあ。緩急のピッチャーやからな。向こうもスッと追い込まれるから、焦ってなあ。やっぱり。早打ちになるしな」

 -8回までよく投げた。

 「いやいや、あいつ(笑)。六回、どうしようかなと思ったら、お前。回ってくるときにベンチ帰ったら、すぐ手袋はめてな(笑) もう準備してたから、もういこかって。うん。えらいなあ、次、8番からのときかなあ。もう自分で手袋しとったから、これはいかなしゃあない(笑)」

 -タイトルの可能性も残った。

 「そうやなあ。まあね、相手次第やけどな。それもみながら。次の登板、まだ決めてないよ。もうな、最後でもいいし。まあ、それはな」

 -森下もライト前ヒットから3本。

 「おぅ、なあ、昨日もちょっとはマシになったった、ちゃっと言うてなあ、何かなあ、その。バットの軌道もなあ、なんかこう、ちょっとズレとったから」

 -監督から話を。

 「いやいや、昨日お前、フリーバッティング後ろから見てちょっと言うとっただけや。最後打たしとったからな、あれ、木浪と」

 -中野も3安打。

 「おぅ、なあ、今日ノーヒットやったやろ、あれ(牧と岡林)、なあ」

 -1本差に。

 「1本差なったん?おーん、まあ、可能性のある限りなあ、もう、だから、ランナー二塁にいっても進塁打も何も(サインは)出してない。ヒットを打ちにいけいうて、もう、アレからはな。優勝決まってからはなあ。おーん。だから、もうバントもそんなさせへんし。もうとにかく、二塁でも、別に進塁打で右に引っ張らんでええから、普通に打てでやってる、ずっと。まあ、そら、なあ、自分で打っていかんとな、これはなあ。ヒットだけはなあ。どうしようもないからなあ」

 -打線全体として見てもノイジーがこれだけ打つと。

 「そうやねん。言うたやん。そら5、6(番)が打ったらビッグイニングになるもんなあ。うーん。ノイジー、えらい、どしたんやろなあ。何か期するものあるのかなあ。えらい、何かなあ、ボール球振らんなあ」

 -フォアボール2つ。

 「なあ、前やったら絶対、振ってるボールと思うけどなあ。何かあるんかなあ。えらい、選んで選んで、なあ。タイムリー出るしなあ」

 -試合前には高津さんと握手する場面もあった。

 「うん。前の近本の(死球を)謝っとったけどなあ」

(間が空いて)

 「まあ、もう大竹の書いといたれよ(笑い)。俺は別にええから」

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