阪神・岡田監督「謝っとったけどなあ」高津監督から謝罪受け和解「大竹の書いたれよ(笑)俺は別にええから」

 大竹を迎える岡田監督(撮影・金田祐二)
 ヤクルトに快勝し、木浪(右)と共にポーズを決める森下(撮影・高部洋祐)
 ナインを迎える大竹(撮影・金田祐二)
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 「東京ヤクルトスワローズ3-9阪神タイガース」(23日、神宮球場)

 試合前のメンバー表交換で阪神・岡田監督とヤクルト・高津監督が和解した。岡田監督が「うん。前の近本の(死球を)謝っとったけどなあ」と謝罪を受けたことを明かした。

 ホームベース付近に歩み寄ると、最初は厳しい表情を浮かべていた岡田監督。メンバー表を交換する際も目を合わせようとはしなかったが、高津監督が謝罪の言葉を発して頭を下げ、18年ぶりのリーグ制覇を祝福されると、岡田監督はうなずき白い歯をのぞかせた。最後はガッチリと握手をかわした。

 3日に神宮球場で行われたヤクルト-阪神戦で、大量リードの九回に近本が右脇腹付近に死球を受けた。その直後、岡田監督は怒りをにじませ「そういうチームなんやろ。あきれるよなあ」「高津、おらんかったよ。ベンチに」と謝罪がなかったことに激怒していた。

 謝罪を受けたことについてはこれ以上語らず「まあもう大竹の書いといたれよ(笑)。俺は別にええから」と語って球場を後にした。

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