阪神 右脇腹死球の近本は打撲 最悪の状況は回避 岡田監督「よかったよ」と明かす

新幹線のホームへ向かう岡田監督(撮影・高部洋祐)
 9回、死球を受け、しゃがみ込む近本=3日
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 阪神の岡田彰布監督が4日、東京駅で取材に応じ、3日・ヤクルト戦(神宮)で右脇腹付近に死球を受けて途中交代した近本光司外野手について、打撲だったことを明かした。

 近本はこの日、東京都内の病院で検査を受けた。危惧されていた骨折などではなく、指揮官は「よかったよ」と胸をなでおろした。5日からの中日2連戦(バンテリン)にも帯同させる見通しで、登録抹消は行わない。

 近本はヤクルト戦の九回、左腕・山本が投じた内角球が直撃し、そのまま代走を送られた。試合後には「何ともないです」と気丈に振る舞っていたが、岡田監督は「情けないのお。え、2年連続優勝したチームやしのお。あきれるよなあ」などと怒りをあらわにしていた。

 優勝マジック15で迎える名古屋遠征。近本の状態を受けて、「1番・中堅」の起用法にも注目が集まる。

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