阪神が5連勝で優勝マジック「22」!巨人に3年連続の勝ち越し決定!先発野手全員安打で戸郷をKO

 8回、右越えソロを放ち糸原に迎えられる近本(撮影・金田祐二)
 8回、右越えソロを放った近本(左)を迎える村上(撮影・伊藤笙子)
 6回、左犠飛を放つ森下(撮影・金田祐二)
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 「読売ジャイアンツ1-8阪神タイガース」(25日、東京ドーム)

 阪神が5連勝で、優勝へのマジックを22に減らした。今季6度目の先発野手全員安打を決め、戸郷をKO。03~05年以来となる巨人戦3年連続勝ち越し&シーズンの東京ドーム勝ち越しが決まった。

 森下の一撃で先制に成功した。三回2死二塁。1ストライクから戸郷が投じた2球目、インサイド寄りのストレートが来ると、待ってました!と言わんばかりに豪快なフルスイングで捉えた。打球は一直線に左翼席へ向かっていき、森下はバットフリップから一発を確信したかのような表情を浮かべた。グングン伸びた6号2ランは左翼席上部の看板のわずかに下を通過し、上段へ突き刺さった。

 佐藤輝は名誉挽回の一打をマークした。1死一、二塁で迎えた第2打席。戸郷の浮いた変化球をキッチリ捉えると、打球は右中間を真っ二つに破った。一気に2者が生還し、中継プレーで本塁に送球されたことを確認した背番号8は一気に三塁を陥れた。これがノイジーの適時打につながり、6得点で戸郷をノックアウトだ。

 2点リードで三回1死二塁での長野の打席に、ゴロを処理しようと遊撃・木浪が送球したが、三塁・佐藤輝が捕球できずに後逸し、1点を返された。ミスをすぐに取り返す一打を放ち、意地を見せた。

 先発の村上は6回3安打1失点と安定した投球で、今季8勝目を挙げた。2点リードの三回1死二塁では味方の失策で失点を喫するも、続く2死満塁で坂本を見逃し三振。六回にも2死二塁の危機を招くも、代打・中田翔を空振り三振に仕留めた。

 ノビのある直球を主体とし、奪った三振は9つ。リーグ唯一の防御率1点台(1・89)もキープした。「みなさんの応援のおかげで投げることができました」とお立ち台で語った村上。「低めに丁寧に投げることができてよかった。余裕持って投げることができましたし、周りを見ながら投げることができてよかったと思います」と力を込めた。

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